2009年
9月
08日
お風呂の温度を少し下げると、かゆみが軽減されることをお話しました。
では、最適なお風呂の温度とは一体何度でしょう?
教科書的には、ベストなお風呂の温度は、ズバリ!
「38℃前後」
が良いとされています。
もちろん、あなたの好みの温度や、季節にもよると思いますので
あくまで目安ですが、是非参考にしてみてください(^^)
ちなみに私の家のお風呂は、
温度表示や自動温度調節ができないのはもちろん、
“追いだき”もできません・・・。
お湯を蛇口からドボドボと注ぐだけです・・・
ですからいつも何度のお湯で入っているのかわかりません・・・。
あなたのお風呂は温度調節ができるタイプですか?
もしあなたのお風呂が私と同じ、温度調節できないタイプでも、
いつもより少しぬるめにして、お湯に浸かってみるだけで効果があると思います。
「お風呂入るといつもかゆくなるんです〜」
とおっしゃる方は多いですが、
意外にこの、
“ちょっとだけお風呂の温度を下げてみる”
ことは見落としがちだったりします。
特に準備もいらないので、簡単です。
オススメですので、一度試してみてくださいね(^^)
2009年
9月
04日
突然ですが、あなたにひとつ質問です。
「アトピーのお子さんが、日常生活で一番かゆがるとき」
は一体どんなときでしょうか?
答えはズバリ
「お風呂に入っているとき」
です。
これは2003年の皮膚科のある論文に載っていたものです。
ちなみに第2位は「寝ている時」でした。
やはり、体温が上がるとかゆみが増してしまうんですね。
かくいう私も、お風呂に入るとほぼ毎日、からだをポリポリかいてしまいます(――;
そこで、かゆみを感じにくくするために、
“少しお風呂の温度をぬるめにする”ことをオススメします。
2009年
8月
28日
冷やしタオル法の大事な注意点です!
乳幼児のお顔に当てる時は注意してください。
タオルが口と鼻をふさいでしまって窒息する危険があります。
もちろん、側についていれば大丈夫・・・と思いますが・・・
お料理や、突然のお電話が来たりして、
その場を離れてしまい、うっかり忘れてしまうこともありますからね。
お顔に当てるときは、できれば
自分でタオルの取りのぞくことができる、
3〜4歳以上になってからが良いでしょう。
2009年
8月
21日
さて、この冷やしタオル法。
これまでお話してきたように、
アトピーじんましん、虫さされなど、かゆみを感じる
ほとんど全ての皮膚の病気に有効です。
そこで、もうひとつ、オススメポイントを。
名前が「冷やしタオル」となっていますが、
タオルサイズだとどうしても大きくて、冷蔵庫内で場所をとってしまいます。
そこで、おしぼりサイズがオススメです。
居酒屋さんなどで、最初に必ず出てくるアレですね。
大きさ、冷えるまでの時間、洗濯のしやすさ、など一番使い勝手が良いです。
アトピー、慢性じんましん、などで
いつもかゆいという方。
是非、おしぼりをいくつか準備しておくと良いでしょう。
2009年
8月
18日
冷やす時のコツは
「あまり強く水分をしぼり過ぎない」ことです。
タオルがカラカラに乾いてしまうと効果が半減してしまいます。
さらに、冷蔵庫に余裕があれば
ひとつではなく、何本か用意しておくと良いでしょう。
オススメの方法は、
まず、大きめのタッパーを用意します。
そして、居酒屋さんで出てくるおしぼりのように、
くるくる巻いて、何本か入れておきます。
そうすると冷蔵庫の中の、
食べ物のにおいがタオルにうつることもなくなりますし、
比較的水分が保てて良いですよ。
ちなみに私の家の冷蔵庫は古いので、それでもにおいがウツって
くさ〜くなっちゃうんですが…(^^;
2009年
8月
14日
さて、この「冷やしタオル法」。
さらに良いところは、広い範囲に当てられるところです。
例えば、タオルを広げて顔全体に当てることもできますし、
少したたんで腕全体に巻き付けることもできます。
とても応用範囲が広いんです。
氷や保冷剤だとどうしても当てる範囲がせまくなってしまいますよね。
広い範囲で当てようとすると、何個も使わなくてはいけません。
でもそれってちょっと大変ですよね。
もうひとつ、この「冷やしタオル法」の良いところは、
ひんやりしたタオルがかゆいところにしっかり密着することです。
氷や保冷剤はどうしても固形に近いので、
腕などの曲線的な部分に当てると、
氷や保冷剤が当たる部分と当たらない部分が出てきてしまいます。
また、すぐにズリ落ちてしまったりします。
その点、この冷やしタオル法はどんな部分でもお肌に密着するのでとても良いですよ。
2009年
8月
12日
前回は、かゆいときのかゆみを軽くする方法として、
氷や保冷剤で冷やす方法について、そのコツと意外な注意点をお届けしました。
今回は、その続きをお話します。
氷や保冷剤よりも有効な方法で、意外と知られていないのが
「冷やしタオル法」です。
水でぬらしたタオルやおしぼりを軽く絞ります。
そしてそのタオルを冷蔵庫であらかじめ冷やしておくんです。
そして、これをかゆみが出たとき、例えばお風呂上がりや、
寝る前などにかゆいところに当てます。
例えば、朝おでかけ前に冷やしておいて、
夕方帰ってから使う、というのでも良いですし、
前の晩に冷やしておいて、
次の日の朝に使う、というのでも良いですよね。
この「冷やしタオル法」の一番良い点は、
”氷や保冷剤ほど冷たくなりすぎない”点なんです。
”ひんやりするけど冷たすぎない”ちょうど良い温度になるんですね。
ですから、冷やしすぎて逆にその後かゆみが増しちゃった!
なんてことは少ないんですね。
(「冷やしすぎるとかえってかゆみが増すことがある」という内容については
このページの右側のカテゴリー「アトピー、かゆみ対策」記事から
「冷やすとかゆみに効きます!でも・・・」を参照してみてください)
2009年
7月
18日
あまりにかゆみがひどいと、どうしてよいのか分からなくなりますよね。
そんなときは、前回お話した「冷やす」のがポイントです。
ひょっとしたらご存じの方もいらっしゃったかも知れません。
しかし、氷をビニール袋にいれて直接当ててはいけません。
保冷剤も一緒です。
ひんやりしてて気持ちよさそう・・・
と思って保冷剤を直接お肌に当てたりしていませんか?
これらは、必ずしもベストの方法とは言えないんです。
その理由とは。
実は、温度を低くすると、
冷たい刺激によって毛細血管が一度は細くなります。
しかし、ここであまりに冷たくしすぎると、
こんどは元に戻ろうとして、
冷やす前よりも血管が拡張してしまうことがあるんです。
ということは。
冷やしすぎると、一旦はかゆみが軽くなるのですが、
しばらくすると、血管が再拡張して、かえってかゆみが増してしまうこともあるんです!
人間の体とは、あなたを守るために常に一定の環境を保とうとするんですね。
ですから、氷や保冷剤などを”じかに”あてるのは
少し考えモノかも知れませんね(^^)
前回もちらりと触れましたが、
もし、氷や保冷剤を当てるなら、タオルなどでひと巻き、ふた巻きしてから
当てるようにしてみましょう。
冷たくなりすぎたら、新しいタオルに巻き替えるとなお良いです。
2009年
7月
16日
前回は、「どうしてかゆいとき、かいちゃダメなの?」
「恐ろしいイッチ・スクラッチサイクルとは?」というお話しをしました。
さて、今回は、
「じゃあ、かゆいときにはどうすればいいの?」
という具体的な対策をお話していきます。
さて、あなたは、お風呂やお布団に入ったときにかゆみが増した経験はありませんか?
私も、それまではたいしてかゆくなかったのに、
お風呂に入った途端に、体のあちこちがかゆくなってしまうことがあります。
これは、
「体温が上昇し、毛細血管が拡張して血流がよくなるとかゆみが増す」
ためです。
では、どうするか?
ズバリ「冷やせばよい」んです。
もし試したことがなかったら是非試してみてください。
「冷やす」ことでかゆみがかなり抑えられます。
「冷刺激(れいしげき)」と言います。
一番有名なのが、「氷で冷やす」ことです。
氷を、袋などに入れて、それをタオルなのでくるんで
かゆいところに当てる、というものです。
ケーキなどについてくる保冷剤を利用してもよいでしょう。
是非、試してみてください。
ただ・・・
この方法には弱点があります。
この弱点は一般にはあまり知られていないのですが・・・・
冷やし方にもコツがあるんです。
このコツについて次回jからお話ししていきますね。
2009年
7月
13日
前回お話した通り、
かゆみを感じてひっかけばひっかくほど
ますますかゆみが増し、さらにひっかいてしまい、
ますますかゆくなる、という悪循環におちいります。
つまり、
かゆい
↓
ひっかく
↓
皮膚のバリア機能壊れる・かゆみ物質の放出
↓
さらにかゆくなる!
↓
ますますひっかく!
↓
ますます皮膚のバリア機能壊れる・かゆみ物質の放出!
というサイクルにおちいってしまいます。
これを
「イッチ・スクラッチサイクル」
と呼びます。
「イッチ」とは「かゆみ」という意味です。
「スクラッチ」とは「ひっかく」という意味です。
簡単に「かゆみサイクル」なんて言うこともあります。
ですから、このサイクルにおちいらないためにも
皮膚科の先生は
「掻いちゃだめ!」
なんて言うわけです。
どうでしょう?
皮膚科の先生が、一見、無理に思えることを言う理由が
わかっていただけたでしょうか?(^^;